信用はするが信頼はしない理由とは？意味の違いや使い方解説｜転職ドリフト-転職・退職成功を応援するブログ

「転職10回+3職種経験」＆「転職サイト企業にて求人500社(1,000件)以上作成」した「強烈な影響力のある男」がまとめました♪

「信用はするが信頼はしない理由とは？意味の違いや使い方解説を知りたい」

信用と信頼の違いは？仕事の上司・部下など「約束や時間を守るなど、他人からの行動評価＝実績」が必要な人間関係は信用？

言葉や態度が素敵な人など「プライベートな悩みの問題解決を頼りたい相手＝感情」の人間関係は信頼？

そんな思いで、あなたはこのサイトにたどり着きましたよね？

この記事を通して少しでも「ラクで快適な人生を作るサポート」をするので、ぜひ参考にしてください♪

信用はするが信頼はしない理由とは？

ではまずはじめに、信用はするが信頼はしない理由とは？についてご紹介していきます。

まず何よりも、信用と信頼の違いを理解することが重要です。

信用と信頼の違い

言葉にすると、このような区分けになります。

ちなみに、信用と信頼の違いイメージ例を分かりやすく言うと「信用(実績)＝住宅ローンで銀行に貸し付けてもらう」「信頼(感情)＝友達にお金を貸してもらう」といった感覚です。

まず、銀行の場合は「この人はちゃんと借りたお金をしっかり返せる人だろうか？」と疑いの目を向けた上で「年収・就業実績・保有資産・素行」などの調査を行い、貸すかどうかを決めます。

一方で、友達の場合は「まぁ…長い付き合いだから、信頼するか…」など「返済能力の有無」より、相手の人柄や付き合いなど「根拠のない部分を信じる」事になるわけです。

では次に、信用と信頼の違い解説についてご紹介していきます。

そもそも、信用は構築が容易で信頼は難しい理由として「信用＝目に見える実績評価」「信頼＝目に見えない感情的な評価」という違いが挙げられます。

「年収が高い」「高学歴」「毎年売り上げ目標を達成している」など、既にその人が持っている評価を基準に判断できる為、信用は比較的簡単に得ることができます。

一方で「いつも会うと元気をくれる」「面倒見が良い」「長い付き合い」など、長い期間醸成されてきた人格や関係性などで図る信頼は、一朝一夕には得られません。

まず、信用しても信頼するなとは、簡単に言ってしまえば「特定の能力は評価+信用しているが、人間性など根拠のない面では信頼できない」といった所です。

信用しても信頼するなの例

Aさんの営業力は素晴らしい為、今期も目標達成してくれると信用しているが、私の好む営業手法と著しく違う為、営業マンとしては信頼していないし、一緒に飲みに行く間柄にはなれない
Bさんは公務員で毎月安定的に給料が入ってきており、多少お金を貸しても翌月返してくれる為、その点は信用はしているが、言葉使いが荒い為、人としては信頼できない

このように「過去に積み上げた実績で信用こそできるが、波長が合わない・気が合わないなど感覚的な相違で信頼できない」という違いがあるのです。

このように、信用は利害関係で有効機能すると言えます。

「仕事ができるから」「時間をキチンと守るから」「●●会社の人だから」など、相手の立場や実績を信用する事で、利害関係を円滑に進められるわけです。

例えば、ビジネスで言うと「人柄が素晴らしい人ばかりのホワイト企業が、徐々に衰退して倒産する」というケースが時々あります。

なぜなら「信用できる人が社内改革を叫んでも、周りに“まぁいいから”と鎮められてしまい、その現実に幻滅した人から徐々に転職していき、結果信用できない人ばかりの企業になる」からです。

残念ながらこのように「信頼できるけど信用できない人ばかりの会社」は、実績を持つ人から幻滅されてしまい、自然消滅していく憂き目にあうわけです…。

逆に、信頼しても信用するなとは「人柄や人間性は信頼しているが、特定の能力は信用していない」と言う事です。

信用があっても信頼しない心理例

Cさんとは高校時代からの付き合いで、今後も仲良くしていく予定だが、他の友達が「Cさんは貸したお金を中々返してくれない」とよく聞く為、金銭的なやりとりは信頼せず全て断っている
Dさんは社内のムードメーカーであり、色々相談事に乗ってもらって助かっており、人柄は信頼しているが、仕事は全然できない為、業務面では信用していない

このように「人としては好きだけれど、仕事の割り振りや金銭の貸し借りなど、信用が必要な事柄は信じられない」といったイメージになるのです。